MT4のEAは24時間自動でFXトレードを行ってくれる自動売買ソフトですが、24時間稼働させ続けるためにはMT4自体を24時間起動させておかなければなりません。MT4をパソコンで起動させている方は、パソコンがスリープ状態になったり、自動再起動をしたりしないように設定を必ず変更しておいてください。MT4が落ちてしまうとEAも停止してしまい、思わぬ損失が出る可能性があります。
なお、パソコン自体が起動していればモニターがオフでも問題ありません。ただしノートパソコンの場合は注意が必要です。ノートパソコンによっては、電源管理ソフトが既定でインストールされていると、モニターがオフになるのと同時にスリープ状態になるように設定されているものもあります。ノートパソコンの設定で、モニターがオフになっても、ノートパソコンを閉じても電源自体は切れないようにすることもできますので、EA稼働前に設定をよく確認してください。
Windowsのモニターオフやスリープ設定の確認方法は以下のとおりです。
- Windowsメニューをクリックし、「コントロールパネル」を開く。
- 「ハードウェアとサウンド」をクリックする。
- 「コンピューターがスリープ状態になる時間を変更」をクリックする。
- 「バッテリ駆動」「電源に接続」ともに、「ディスプレイの電源を切る」ならびに「コンピューターをスリープ状態にする」の設定を「なし」に変更する。
これでパソコンが常に稼働しておく設定に変更されました。しかしデスクトップパソコンの場合は、停電で電気が落ちてしまうとモニターだけでなくパソコン自体の電源が落ちてしまいます。万が一のトラブルや不安要素をなくすためにも、MT4の推奨稼働環境はVPSでの稼働です。これからMT4のEAトレードを使うことを考えている人は、ぜひVPS上での稼働を検討してみてください。